事例研究:inforocket.com
written in 2000.7.1
2000年前半、米国ネット上のコンテンツビジネスにおける重要なキーワードとして「エキスパート(専門家)」が浮上した。従来、インターネットの中には膨大な情報が公開されているために、サーチエンジンを利用すれば思い通りの情報が簡単に入手できるものと期待されていた。しかし最近では膨大な無料情報の中から自分が求める優良な情報を探し出すことが、いかに時間がかかる面倒な作業であるかがクローズアップされている。
そこで多少のお金を支払ってでも、優良な情報やノウハウを短時間で収集できる方法を選ぶ人達が増加している。その具体例が人手による検索サービスや、エキスパート(専門家)に対する相談サービスである。
その中でも、相談者から具体的な相談内容を受け付け、組織化されているエキスパート集団の中から最も適した専門家を紹介するタイプのマッチングサイトが急速に増加している。具体的なマッチングの仕組みや収益構造の細部はそれぞれ異なっているが、目指しているコンセプトは「優秀な知識をオークション形式で流通させる」とい方向性で一致している。
《この記事の核となる項目》
●質問に対する入札型エキスパートサイトのコンセプト
●知識流通市場としての機能と役割
・米国に存在する知識流通オークションサイト事例集
●知識流通サービスの課題と展望
<この記事の完全情報>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2000/200007/20000701_1.html
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。→正式購読について
|