事例研究:LuckySurf.com
written in 2000.06.03
オンラインショップやコミュニティへのアクセスを誘導する手段として、“オンラインくじ”のようなエンターテイメント性を持たせたコンテンツを採用することがある。ポイント制と連動したものや、宝くじが当たるといったいわば間接的な賞品獲得チャンスの提供をするものが主流だ。
しかし話題性や反響を考えれば「賞品」よりも「賞金」を獲得できる仕掛けのほうが顧客誘因率は高い。ただし「賞金となる資金をどう確保するのか」という問題もあり、個人オンラインショップや小規模ベンチャーでは手の出しにくい領域でもある。しかし米国では既にネット上で定番化しているコンテンツと“オンラインくじ”とを結びつけることにより新しいビジネスモデルを確立しつつあるサイトが多数存在する。
Webサイト上で数多く見かけるバナー広告はユーザーから飽きられ、クリック率の低下傾向が顕著に現れている。オンラインくじサイトではこの点に着目し、バナー広告を1回クリックするとオンラインくじの投票権が1回得られるという仕掛けの広告サービスを提供している。オンラインくじの賞品や賞金となる資金はスポンサー企業からの広告掲載料金によって賄われる仕組みだ。
《この記事の核となる項目》
●バナー広告と連動するオンラインくじサイトの詳細解説(米国事例)
・くじ投票の手順について
・賞金システムの仕組み
●エンターテインメントEコマースと広告のエンターテイメント化
●高機能化が進むオンライン・マーケティングとロイヤリティ
●気を付けておきたいインターネット懸賞の落とし穴
<この記事の完全情報>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2000/200006/20000603_2.html
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