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消費者主導型リバースオークションの仕組み

Written in 1998.5.14



 インターネットは買手市場が成立しているメディアだ。販売業者(売り手)の都合で設定された商品価格に対して消費者側(買い手)が魅力やメリットを感じなければ特にインターネットを通して購入しなくても地元周辺の商店や専門店で購入することで事足りてしまうことが多いためだ。そのためにWebショップ・マスターはあの手この手でインターネット・ユーザーに対して明確なメリットを提示していく必要がありそうだ。

 価格設定の他にも魅力的なインターネット通販の仕掛けとして「エンターテイメント性」を押し出した仕掛けがネット上では受けている。米国ではオークション方式でパソコン関連商品を販売するONSALE( http://www.onsale.com/ )などが成長しているが「商品が低価格で、価格設定権が消費者側にあり、楽しめながら買い物ができる仕掛け」というのはインターネット上での物販業の新しいスタイルとして定着していくのかもしれない。

 しかし「価格設定権を消費者側が持つ」という仕組みは既存の買い物方法に慣れ親しんできた我々消費者にとっては不可解な問題提起である。オークション(競売)といっても入札に参加している消費者のほとんどは「当たらないだろう」という軽い気持ちで参加しているために継続的な物販業として成立させるためにはもう一ひねりが欲しいところだ。

 そこで新しい動きとして「Buyer-driven commerce」と呼ばれる新しいマーケティング手法が米国で注目されている。オークションとはひと味違った形で、購入に対して積極的な消費者が「この価格なら購入する」という金額を販売業者側に提示して、その価格にて販売側と折り合いが付けば取引を成立させるというのが基本的な仕組みである。

●Buyer-driven commerce導入米国サイトの事例研究
●消費者希望購入価格型販売・導入のための具体的提案

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