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米国ホームスクーラーにみる
英才教育の始め方と情報収集力
written in 2012/10/27

 日本の一般的な家庭が、IBスクールやボーディングスクールに通わせること無理としても、そうしたエリート教育の動向を把握しておくことは、我が子の教育方針を定める上で参考になる。

義務教育にプラスαで、学習塾に通わせたり、家庭教師を付けるにも、年間で数十万円〜の費用はかかるが、その効果が“高い”とは言い難い面がある。それならば、他の家庭とは異なる方法やルートで、子どもに刺激を与えてみることも有意義だ。

たとえば、英国や米国のボーディングスクールでは、サマースクールやサマープログラムを開催しているため、数十万円の費用で、短期ながらも伝統的なエリート教育を体験することができる。では、具体的にどのスクールが良いのか、申し込みの方法などは、親の情報収集力により把握していかないと、本物の成果は得られない。

近頃では「親子留学」というテーマで、海外のスクール体験ができるツアーを企画している旅行会社が増えているが、肝心のスクール選定については、セッティングのしやすさ等で決めているケースが目立つ。

《親子留学ツアーの仕組み》

 

日本では、業者が用意したカリキュラムを、そのまま鵜呑みにして子どもに与えている親が多いようだが、教育の方法や教材の選択は多種多様であり、それらを自分の子どもに合うようにカスタマイズして取り入れていかないと、真のエリート教育にはならない。その点では、米国の家庭のほうが、情報収集力には長けている。

 米国のエリート教育として普及しているものには、公立や私立の学校には通わずに、自宅で学習する「ホームスクーリング(HS)」がある。HSが盛んな理由としては、全州においてHSは合法として認められており、主な大学のほとんどが、ホームスクーリング出身者を受け入れているためだ。

米国では、「年齢ごとに区切って同じ学習をさせること」が、必ずしも子どものためではなく、その子が持つ才能を伸ばす環境に置くことが一番だという考えが根付いていることから、ホームスクーリングを選択する家庭も多くて、全米で 200万人以上の子ども(小学生〜高校生)が自宅で学んでいる。

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この記事の核となる項目
 ●無料公開される名門大学の授業と、その目的
 ●オープンエデュケーションを支えるプラットフォーム事業
 ●MOOCで変わる高度教育の手法と方向性
 ●MOOCプロバイダーが模索するビジネスモデルと収益構造
 ●オープンエデュケーションの問題と影響
 ●フリー教材を活用した新たな学習スタイル
 ●学習専用電子書籍リーダー開発への商機
 ●米国ホームスクーラーにみる英才教育の始め方と情報収集力
 ●大学進学の資金を稼ぐためのスモールビジネスと起業支援策
 ●名門大学を目指す米国家庭の資金調達法と逆留学による裏技
 ●公立教育の崩壊で多様化する米国教育ビジネスと受験勉強
 ●価値が下落する学歴社会に求められる教育投資効率の考え方


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