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食事作りの悩みを解決する
中食市場へ参入するための急所
written in 2004/5/24

 「およそ8万8千回」これが人が生涯に食事をする回数である。日頃の食事がたとえインスタント食品や外食に偏っていたとしても、必ず誰かの手を通して調理されたのもであることを考えれば、食事の世話にかかる人手や時間というのは相当なものであることがわかる。

家事労働の中で最も大きな負担になっているのが「食事」だが、女性が社会進出することによって、主婦は食事の支度に費やせる時間が次第に持てなくなってきている。その一方で栄養面のバランスを気遣う意識が高まっていることから、今後は新しい時代、ライフスタイルに向けたフードサービスが求められるようになるだろう。

現在のフードサービス業界は、レストランやファーストフード店などに出掛けて食事をする「外食市場」、自宅で調理するための「内食市場」、その中間として、あらかじめ調理・加工された食品を自宅で簡単に食べられるサービスを提供する「中食(なかしょく)市場」に分類されている。多忙な主婦が増えることで今後の成長が期待されているのが中食市場で、大手ファミリーレストランがテイクアウトサービスを始めたり、コンビニチェーンが弁当類の品揃えを充実するなどして、同市場に向けたビジネスに力を入れ始めている。

しかし、いま国内で普及している中食サービスだけでは消費者のニーズを十分に満たしているとは言えず、この市場にはまだまだ参入の余地がある。その一方で従来型の外食業界では来店客数の減少に悩んでいることから、外食市場から中食市場へと転換していくことの必要性も指摘されている。従来の飲食店が中食市場へ参入する過程では“新たな技術”が必要なこともあり、これからの「食生活の変化」によって生み出されるビジネスの幅というのは想像以上に広い。
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この記事の核となる項目
 ●米国で拡大する高級惣菜ストアーの動向
 ●専門化が進むパーソナルシェフ・サービス
 ●パーソナルシェフの採算性と利便性を向上させるポイント
 ●飲食店が狙う中食市場と冷凍・チルド技術への着目
 ●食品業界で広がる冷凍・チルド技術の特許ビジネス
 ●付帯サービスへの期待が高まる食事宅配サービスの可能性
 ●衰退するスーパーから宅配へと販路を切り替える食品製造業者


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