ソーシャルビジネス事例集
  
Top > ソーシャルビジネス事例集
  ハードな練習を必要とせず、初心者でも気軽に参加できて、仲間や友達が作れるスポーツ種目が「ソーシャルスポーツ」と呼ばれるようになり、ソーシャルスポーツクラブの運営などが新事業として注目されている。
JNEWS LETTER
2週間無料体験購読
配信先メールアドレス

Counter
ソーシャルブックマーク
JNEWS.com を Yahoo!ブックマークに追加 Yahoo!ブックマーク
JNEWS.com を はてなブックマークに追加 はてなブックマーク
JNEWS.com を livedoorクリップに追加 livedoorクリップ

RDF

twitter

Google

WWW を検索
JNEWS.com を検索
人間交流に適したソーシャルスポーツの
育て方とビジネス開発
JNEWS会員配信日 2012/3/11

 学校を卒業して社会人になると、スポーツをする機会というのは、かなり少なくなってしまう。社会生活基本調査(総務省)によると、20代以降で1週間のスポーツ時間が最も長いのは、意外にも「60歳代」という結果になっている。20〜50代までは、平均が週1時間前後だが、60代は週 2.5時間のスポーツを楽しんでいる。

《年齢別にみた1週間のスポーツ時間(日本)》

 

60歳以降のスポーツ時間が伸び始めたのは、1990年代後半からのことだ。平均寿命も伸びて、健康なシニアが増えていることが、スポーツ時間の増加に繋がっている。ただし、軽めのウォーキングや体操など、一人で手軽にできる運動をしている人が大半である。

現役世代の30〜50代にかけては、スポーツを「やる人」と「やらない人」が二極分化しており、男性ではゴルフをやっている人が圧倒的に多い。それ以外で何かスポーツを始めたくても、なかなか仲間を見つけられないというのが実情のようだ。

《スポーツの種類別行動率(日本国内、20歳以上)》

 

一方、米国はもともとスポーツが盛んで、子どもが何らかのスポーツチームに所属しているのと同じくらい、大人も何らかのスポーツを手掛けている。健康志向から適度な運動を望む人は多い。その中でも最近では、新たな人間関係作り、社交の場としても期待できるスポーツ種目が見直されており、それらを「ソーシャルスポーツ」と呼ぶようになってきた。

 ソーシャルスポーツは、「初心者でも参加しやすい」「ハードな練習を必要としない」「多人数で楽しめる」などの条件が揃っていることが望ましい。そこにフォーカスした、一般市民向けのスポーツビジネスが各種登場してきている。


この記事の核となる項目
 ●新たな仲間を作るソーシャルスポーツの特徴
 ●米国に学ぶソーシャルスポーツ種目の育て方
 ●ソーシャルレース開催のビジネスモデル
 ●学校に広がる脳力開発型ソーシャルスポーツ
 ●欧米で歴史あるソーシャルスポーツクラブとは
 ●オンラインで形成されるソーシャルスポーツクラブの仕組み
 ●ソーシャルスポーツクラブとの提携ビジネス
 ●ネット直販で実現させる新スポーツリーグのビジネスモデル
 ●オープンにされない紳士クラブの存在とインナーサークル
 ●ネットから離れてリアルな友人関係を生み出すオフ会市場
 ●部活動を外部委託する動きと地域スポーツクラブの収益事業化


この記事の完全情報はこちらへ
JNEWS LETTER 2012.3.11
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。

■この記事に関連したバックナンバー
 ●少子高齢化の時代が求めるアマチュアスポーツ事業への着目
 ●市民スポーツを収益化する発想とウォーキングツアーの事業化
 ●高齢化社会が追い風になる「スポーツ」をテーマとした起業
 ●パートナーのマッチングを核としたスポーツコミュニティの仕組み
 ●罰金と報酬で刺激するスポーツクラブのモチベーション向上策
(ソーシャルビジネス事例) / (トップページ)