オンラインショップ経営術
  
Top > オンラインショップ経営術
 
JNEWS LETTER
2週間無料体験購読
配信先メールアドレス

成長とシェア率を重視する
オンラインショップ間の提携戦略
written in 2004/3/20

 現代の企業が新規事業を成功させる条件として「スピード」を重視する経営者は多い。情報の伝達速度が速くなると、後発のライバル企業が同じ事業を模倣する動きが激しくなり、それよりも速いスピードで狙った市場を制覇する必要があるわけだ。戦い方の法則を説いた「ランチェスターの法則」によれば、市場内で認知されるためのシェア率は10.8%、市場内で影響力を持つシェア率は26.1%、そして“業界一位”の座を安定維持できるシェア率は41.7%という値が示されている。

特にITビジネスにおいては、将来の技術動向やユーザー心理を的確に捉えて、時流に合った新サービスの投入や設備の増強をしていく必要がある。その方向性を見誤ったり決断のスピードが遅いと、ほんの数ヶ月で業界内の順位が入れ替わってしまうことも珍しくない。それは株式公開を目指す企業のみならず、これから伸びていこうとするオンラインショップにとってもいえることだ。

現在のeコマース業界で成功を収めようとすれば、極めなくてはならない技術やノウハウ、投資すべき設備というのは広範囲にあって、すべて自社のものとするまでには多くの資金や人材、長い時間が必要だが、それは経営者にとって厳しい。そこでノウハウや設備を単独ですべて充実させようとするのではなく、“関連した他社との間で協力しながら共に成長(成功)していこう”とする「ショップ間コラボレーション」の考え方が生まれてきている。 (オンラインショップ経営術一覧へ

この記事の核となる項目
 ●物流アウトソーシングの覇権争いとショップ間のコラボレーション
 ●オンラインショップが物流をアウトソーシングする問題点とは…
 ●アウトソーシングでなくコラボレーションする発想
 ●実店舗のコラボレーションによる集客術(中古車業界の事例)
 ●コラボレーションの先にあるM&A戦略とは…
 ●値崩れを防ぐための在庫情報共有によるチェーン化と供給調整


この記事の完全情報はこちらへ
JNEWS LETTER 2004.3.20
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。