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オンリーワン商品開拓のために求められる
買い付け代行業者の役割
written in 2003/7/5

 高級ブランド品に対する人気は衰える気配を見せないが、業界の裏側では多くの業者がその恩恵にあずかろうと、あの手この手で人気ブランド品の仕入れに奔走している。周知の通り、高級ブランド品の販売経路には、正規輸入代理店経由の正式ルートと、日本のバイヤー達が海外へ飛んで、現地の業者から好条件で買い付けてくる並行輸入ルートの二種類がある。

前者の正規代理店になるためには業歴や会社の知名度など審査されて、老舗の有名百貨店などでなければ難しいが、後者の並行輸入ルートであれば、ディスカウントショップなどでも参入することができる。並行モノの中にはコピー品が紛れていることも多いため、高度な鑑定眼が求められるが、信頼できる現地業者とのコネクションを築くことができれば、正規ルートよりも安い価格でブランド品を仕入れることが可能だ。そのためディスカウントショップの経営者は、並行輸入ルートの開拓に奔走する。そして、自らが開拓した“仕入れ先”を他の同業者に教えることはない。

仕入れルートの開拓に重要なのはやはり情報力である。日本で人気の高い高級ブランド・メーカーはヨーロッパを中心にして各国にまたがり、そこから世界中に商品が流通しているため、その中から“お買い得”と思われる商品在庫を買い付けるには世界各地に情報網を広げておく必要があるのだ。当然これらの情報収集は日本にいるディスカウントショップ経営者一人だけでおこなえるわけでなく、関連分野に詳しい「買い付け代行業者」とパートナーシップを組んでいることも多い。ブローカーやエージェント、インポーターなど呼称は様々だが、海外の商品が安価で輸入されている背景には、このような買い付け代行業者の活躍がある。 (オンラインショップ経営術一覧へ

この記事の核となる項目
 ●オンラインショップの仕入れにも波及する買い付け代行業者
 ●買い付け代行業者の役割と必要性
 ●店舗の独自性を打ち出す海外商品の情報収集と仕入れ術
 ●アジア雑貨ショップにみる海外仕入術とは


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