ミニマリスト、断捨離のライフスタイルが注目される中、宅配型トランクサービスの市場が成長。普段は使わないが捨てたくはないモノをボックス単位で預かって貰えることに加えて、そのまま売却や無償譲渡をすることも可能。
売買マーケットへの出品が可能な宅配トランクサービス

2018/10/18

 ミニマリスト、断捨離のライフスタイルが注目される中、株式会社トランクが展開するカンタン宅配収納アプリ「TRUNK(トランク)」は、押入れや下駄箱で眠っている普段使っていないモノをダンボールに詰めて送るだけでアプリに預けたモノの写真が並び、簡単に収納できるクラウド収納サービスとして、約2万人の利用登録者を集めている。

同サービスは、普段は使わないけれど、捨てたくはないモノを段ボールサイズのボックス単位で預かって貰えるもので、収納されるアイテムは一点ずつ写真データとして記録されるため、スマホアプリ上で一覧を確認することができる。それらの収納品は他人にプレゼントしたり販売することもできる。

サイト内には「trunkマーケット」というマーケットプレイスが併設されており、販売したいアイテムの写真を選択して、「出品アイテム名」「価格」「状態」「カテゴリ」「アイテムの説明文」などを入力するだけで、出品手続きが完了する。価格を0円に設定すれば、そのアイテムが欲しいユーザーに無料で譲渡できるため、不用品の物々交換サービスとしても活用することができる。

利用料金の体系は、初期費用が500円、ボックス1箱単位の月額利用料が500円で、預け入れの送料やアイテムの写真撮影は無料。ただし、アイテムを自分の元に取り出すには1梱包あたり800円の送り出し送料がかかる。

このサービスの主な用途は、部屋にモノが増えすぎたため、趣味のコレクション、衣類や靴などを整理したいが、ヤフオクやメルカリに出品するために、自分で写真を撮影したり梱包作業をしたりするのは面倒という人に適している。宅配型トランクサービスは、月額料金が1万円程度するトランクルームを借りるほどではないが、近いうちに換金したいモノを段ボール1箱単位で預けたい、一人暮らしの単身者やミニマリストを目指す人を中心に市場が成長してきている。

カンタン宅配収納アプリ「TRUNK(トランク)」

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