オンライン家計簿アプリの「マネーフォワード」が、地方銀行など全国金融機関との提携を強化。Fintech企業とオンラインからの集客を期待する金融機関との提携はこれから一気に進むとみられている。

自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」が金融機関向けオフィシャルアカウントを開始

2016/11/24

クラウドで自動家計簿・資産管理サービスを提供する「マネーフォワード」では、金融機関向けにオフィシャルアカウント機能を提供することを2016年11月21日に発表した。この機能では、地方銀行などの金融機関が、「マネーフォワード」のアプリ上で専用ページを設置することができ、自行の情報を時系列で掲載したり、「お問い合わせボタン」を設置できるようになる。これにより、マネーフォワードから銀行サイトとのシームレスな連携、送客をすることができる。


金融機関向けオフィシャルアカウントは2016年6月から実施してきたが、11月からの正式リリース版では、全国の地方銀行やネット銀行を中心に30社の金融機関が参画している。
さらに、証券会社、投資信託、クレジットカード会社の参加も計画されており、今後は既存の金融機関と、Fintechサービスとの提携が進むとみられている。

株式会社マネーフォワードは2012年5月の設立で、2016年9月時点の利用者数は400万人を超している。同社には、住信SBIネット銀行のSBIホールディングス、静岡銀行などの金融機関が出資も行っている。

■自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」
  https://moneyforward.com/

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