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SOHOコンサルタントに潜んだ 思わぬ資金繰りの落とし穴 |
written in 2004/11/18
どんな商売においても「資金繰り」は最も重要な項目である。事業の規模が大きくなってくると、商品の仕入れ、従業員の給料、外注先に対する支払いなど、毎月支払う金額も大きくなるために、入金と出金のサイクルを上手に調整していかないと、いつも月末には金策に走ることになる。
製造業や小売業では原材料や商品の仕入資金が発生するために、売上が増えるほど資金繰りがタイトになってくることはよく知られている。その対策としては、取引先への支払いサイトを長期(60日後払いや90日後払い)で設定することや、仕入れた在庫が長期間眠って現金化できなくなるリスクを避けるために在庫回転率を短縮化させる努力をすることが一般的だ。
オンラインショップでは主に個人客相手の商売になるが、ネット注文では対面しての現金決済がなく、クレジットカード決済では決済金額が現金化されるまでに約1ヶ月間かかるために、仕入れ先業者に対する支払いが現金決済の場合には、売上が増えるほど資金繰りが厳しくなっていく。
資金繰りに対する悩みを抱えたくない場合には、なるべく商品在庫を抱えない無在庫型の商売をすることが得策だが、それでも実際に商売をしてみると思わぬ落とし穴にはまることがある。しかもその落とし穴は、商売が軌道に乗り始めてきた頃に訪れることが多い。それは従業員を抱える会社経営者だけでなく、一人で仕事をするSOHOにも該当する。
(起業家のための成功法則一覧へ)
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●SOHOコンサルタントが冒すべきでないリスク項目とは
●支払いと回収の方法から考える不況に強い企業の特徴
●それぞれの商売によって異なる資金繰り事情の特徴と対策
JNEWS LETTER 2004.11.18
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