起業家のための成功法則
  
Top > 起業家の成功法則
  会社を辞めて自分の事業を起すことにはリスクがある。そこでサラリーマンを続けながらも、ベンチャー企業の大株主となって「自分の事業」を起す人達が増えつつある。意外にもそれを禁止している企業の職務規程は少ない。
JNEWS LETTER
2週間無料体験購読
配信先メールアドレス

RDF

Google

WWW を検索
JNEWS.com を検索
会社を辞めるリスクを取らずに
“株主”となって起業する方法
written in 2004/8/4

 自分が勤めている会社で、自分の部下として働いている優秀な若手社員が「自分で起業するために会社を辞めます」と辞表を提出したら何を考えるだろうか。上司としての立場上は、思い留まるように説得するものの、心の片隅ではそんな若者がうらやましいと考える人は多いかもしれない。

自分があと10歳、20歳若ければ、わずかなチャンス(商機)に賭けてみる生き方ができたかもしれない。しかし養うべき家族もいて、自分の肩に背負っている責任もそれなりに大きければ、自分の夢や憧れだけで「会社を辞めて起業する」という大決断をすることは難しい。かといって、いま勤めている会社が将来にわたって安泰だという確信はないし、いつ自分がリストラされるとも限らない。そんな不安定な状況に置かれているのが現代のサラリーマン層と言えるだろう。

そこで極力リスクを取らずに起業する方法として「株主になること」を考えるのは賢い。といっても上場企業の株をオンライントレードで 100株や1000株買うことは起業とは言わない。これから起業しようとする、見込みのある起業家に対して資本金の全額または半額、少なくとも10%以上を出資して主要株主になることが、出資者にとっても起業を意味する。ゼロから会社を立ち上げる場合の資本金は1千万円であることが圧倒的に多いが、その半額出資なら出資額は5百万円であり、個人が自己資金でも提供できる範囲の金額だ。
起業家のための成功法則一覧へ

この記事の核となる項目
 ●サラリーマンでも会社のオーナーにはなれる事実
 ●サラリーマンが起業する会社に出資することの目的
 ●株式会社における株主と経営者と従業員の力関係
 ●起業家の立場で考える“株主”というパートナー選びの注意点
 ●会社経営者が背負うリスクともらうべき報酬額との相関関係


この記事の完全情報はこちらへ
JNEWS LETTER 2004.8.4
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。