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  レストランなどがスマートフォン・ユーザーを集客するにあたり、無料でWi-Fスポットを提供する方法があるが、それだけでは客の滞留時間が長くなるだけで、店側のメリットが乏しいため、マーケティング的な仕掛けを施すことが大切になる。
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電波によるスマホユーザーの集客と
Wi-Fiネットワーク構築
written in 2012/7/22

 スマートフォンを使い慣れた頃に、不便を感じはじめるのが、外出した時になかなかWiFiの電波を拾えないことである。メールを送る、ネットにアクセスする、スカイプで通話するなど、いずれも3G回線よりもWiFiのほうが快速で使えるため、これからWiFiスポットへのニーズが高まることは間違いない。

ところが、WiFiが開放されているカフェや百貨店のフロアーに行っても、ピンポイントで良い場所を見つけないと、電波が弱くてアクセスが途切れてしまうことがある。どうしたものかと、店の関係者に言っても、なかなか解決しない。

これは電波法によって、無線LANの出力が「10mW」までに制限されていることに起因している。無線LANのアクセスポイント(基地局)は、無免許で自由に設置できるのが利点だが、無闇に高出力の電波が発信されると、テレビ、ラジオ、他の無線機、医療機器などに、混信や干渉の影響を与える恐れがあるため、意図的に出力が抑えられているのだ。

「10mW」の電波は、見通しが良い場所なら数百メール先まで届くが、壁や障害物がある場所では、数十メートル程度しか届かない。しかしそれでは不便ということで、近いうちには、電波の出力規制が引き上げられる可能性が高い。

日本の法律では、免許を取得せずに運用できる小規模な無線局を「小電力無線局」と位置付けており、コードレス電話や、レジャー用トランシーバーなど該当している。その出力は「10mW(0.01ワット)以内」と決められていたが、2012年3月の電波法改正により、これまでよりも100倍の出力となる「1000mW(=1ワット)」へと緩和された。

無線LANの設備は「10mW」のままだが、海外では「100〜1000mW」の高出力タイプが主流になっている。海外旅行に行くと、WiFi環境が日本よりも優れていると感じるのは、そのためだが、やがて日本でも、電波の出力アップを認めるのが妥当だろう。

それが実現すれば、電波の伝達距離は今よりも10倍以上となり、店舗や屋外の施設などが「電波による集客」をすることができる。既に米国では、様々な「WiFiマーケティング」が行われており、スマートフォン・ユーザーを店内に呼び込んで、固定客にするまでの仕組みが研究がされている。

さらに次の段階として、「スーパーWi-Fi」という新規格の電波ビジネスも登場してきた。これは、テレビのアナログ放送に使われていた周波数帯の余剰分(ホワイトスペース)を開放したものだ。この周波数帯には、新しい電波の利用ルールが導入されて、簡単に無線による情報発信ができるようになる見通しだ。今回はその動向を紹介しながら、新たなWiFiビジネスの方向と、それを集客に役立てる方法を考えてみたい。



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この記事の核となる項目
 ●米国のワイヤレス事情と集客サービス
 ●無線サービスの構築による集客モデル
 ●レストランの無料WiFiマーケティング
 ●ソーシャルWiFiによる固定客の獲得方法
 ●WiFiより身近な近距離無線通信による集客
 ●安価で集客できるスマートポスターの仕組み
 ●アナログTV終了で生じるホワイトスペースとは
 ●Super Wi-Fiの仕組みとインフラ整備事業
 ●免許制度に縛られない新無線ビジネスの仕組み
 ●都市−田舎の格差を埋めるルーラルビジネスへのマネー環流
 ●ネットとの連携で急成長するモービル・フードトラック市場
 ●無線ブロードバンドで変わる田舎地域の兼業ワークスタイル
 ●スマートフォンを起点にしたネットビジネスの集客ルート
 ●街頭テレビの復活を望む広告業界とデジタルサイネージ市場
 ●未来生活で浮上する医・職・教のキーワードと田舎暮し市場


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JNEWS LETTER 2012.7.22
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