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  近年では各種のリサイクルが普及してきたことから、個人が身近なリサイクルビジネスを副業として手掛けて、収益を得ることも可能になっている。趣味のガーデニングから出る生ゴミ、自宅に眠っている資源ゴミを収益化できる仕組みは多数開発されている。
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ゴミを収益化するリサイクルビジネスによる
副業モデル
written in 2011/11/9

 日本人が一日に出すゴミの量は、1人当たり約1キロにもなる。環境省の調査(2008年)によると、国内で年間に排出・処理されるゴミは 4,811万トンで、東京ドームの中にすべてを回収すると約129杯分になる量だ。それでも、国内のゴミ処理量は2000年をピークに減少して、当時と比べると2割近く削減されている。

《国内ゴミ処理量の推移》

  

これは、不要になった物をゴミとして廃棄するのではなく、「再商品化」や「再資源化」しようとする、リサイクル活動が盛んになってきたことが好影響している。たとえば、「アルミ缶」については、2001年のリサイクル率が82.8%だったのが2010年には92.6%にまで上昇している。

アルミ缶は、リサイクルがしやすい資源として知られているが、環境貢献に加えて、近年の資源相場が高騰していることもあり、アルミ缶の回収が収益になるという理由からもリサイクル率が高まっている。回収した缶を潰した状態で45Lのポリ袋に詰めると約3キロになり、現在の相場だと、リサイクル業者が250〜300円で買い取ってくれる。

《アルミ缶のリサイクル率推移》

  

リサイクル率を高めるには、市民の善意や義務としての回収を呼び掛けるだけではなく、回収者の収益に結びつくような仕掛けを作ることが重要だ。その例として世界では、ゴミを捨てるとポイント報酬が貰える「リサイクル自販機(リバース・ベンディングマシン(RVM)」も普及してきている。

ノルウェーに本社のある「Tomra(トムラ)」はそのパイオニア的なメーカーで、各種のRVMを開発してきている。代表的なのは、自販機型のマシンに使用済みのペットボトルや空き缶などを投入すると、エコポイントなどの報酬が発行されるタイプのものだ。



リサイクル活動を活発にする妙案は、ゴミを何らかの方法より収益化することであり、そのアイデアやビジネスモデルが求められている。そのポイントとなるのは、これまでは捨てるしか無かったモノ(ゴミ)を再利用できる方法を開発することと、リサイクル可能なモノを効率的に回収できるルートを開拓することにある。米国では、そこに着目したリサイクルのスモールビジネスが各種登場して、個人でも簡単に開業したり、小遣い稼ぎができるようになっている。

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この記事の核となる項目
 ●有機農業を追い風に成長するミミズ飼育のサイドビジネス
 ●廃棄ゴミからミミズを育成して売るまでの仕組み
 ●メーカー・販売店と提携した下取り専門ビジネス
 ●ケータイ下取り会社のビジネスモデル解説
 ●自動見積り機能による買い取り希望者の集客方法
 ●大学生から教科書を買い取る古本サイトの仕組み
 ●ホームパーティ形式による貴金属の買い取りネットワーク
 ●商材を無償で調達する米リセールショップの経営
 ●分解して価値を生み出すレアメタル回収ビジネス
 ●不況と環境から生まれた「スワッピング」の新たな価値観


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 ●都市鉱山から使用済み携帯電話を回収するビジネスモデル
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 ●ゴミを捨てると報酬がもらえるハイテクゴミ箱の開発市場
 ●環境ビジネスを収益化する基本モデル、エコトレードの仕組み