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需要が決して減ることがない
トイレ関連ビジネスに向けた商機
written in 2006/6/23

 人間が生活する環境の中で絶対に欠かせないものが「トイレ」である。普段の生活ではあまり不自由さを感じていなくても、野外の活動や災害時にはトイレの問題が切実になってくる。そのため各地域の自治体では大災害が起こった際のトイレ需要を事前に予測して、できるかぎりの対策を講じておくことが必須の課題となっている。近頃では学校や公園のトイレを改修する工事も目立ってきているが、これは阪神大震災などの実体験を元に、災害時の利用を前提としたトイレの整備を進めているためだ。

また住宅やビルの工事現場においても作業員が用を足すためのトイレ設備は欠かせない。そのため工事がスタートする際に、まず最初に現場に設置されるのが「仮設トイレ」である。仮設トイレの大半はリース会社からのレンタルによるものだが、建設現場の他でも野外のイベント会場など、人が集まる場所であれば必ずトイレに対する需要は存在している。そこに着目した仮設トイレのレンタル業は意外と手堅いビジネスだが、定期的な清掃やメインテナンスが必要なこともあり、大企業が手掛けている例は皆無で、各地域の中堅企業が地元でのシェアを獲得しているケースが目立つ。

人間に食事を提供する飲食業は、どんな時代になっても消滅することはないとよく言われるが、それは「トイレ」に関してもそれは同じことだ。しかしトイレに関連したサービスを専門に手掛ける会社というのは全国的にも非常に少なく、トイレサービスに関わる潜在的な需要は放置されたままになっている。
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この記事の核となる項目
 ●仮設トイレレンタルの採算性
 ●すそ野が広い仮設トイレレンタル業の範囲
 ●災害時を想定したバイオトイレに対する需要
 ●トイレを集客のツールとして活用する視点
 ●細菌汚染の深刻化によって求められる新しい衛生管理ビジネス
 ●世界的に浮上する環境保全のためのバイオマス関連ビジネス
 ●介護用品レンタル市場における価格差のカラクリと業界構造
 ●"売る"から"貸す"への転換で収益を向上させるレンタル事業


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