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学習塾が新規事業として参入する
「子供向けサッカー教室」の採算
written in 2005/10/1

 学校外での教育サービスといえば、学習塾や家庭教師、予備校など、学力の向上を目的としたものが長年にわたって主流になってきたが、近頃では子供向けのスポーツ教室がビジネスとして成立しはじめている。今では「公園デビュー」という言葉があるように、子供達が公園やグランドで自由に遊びながら人間関係を学び、心と体を育んでいくことにもハードルが存在している。その代役として有料のスポーツ教室が注目をされるようになってきた。

プロスポーツ界においても“有力新人”として十代から頭角を現している選手の大半は、幼児期から優秀なコーチによる特別な英才教育を受けてきた子供達であることも、子供向けのスポーツ教室(スクール)にとっては追い風となっている。スクールが開催されているスポーツのジャンルは多いが、その中でも急速に生徒数を伸ばしているのが「サッカー教室」である。

“好きなスポーツ”が野球からサッカーへの交替を如実に表しているのが子供たちの世界だが、野球とサッカーのプレー人口を年齢別にみると、40歳以上の世代では野球がほとんどでサッカーをする人はきわめて少ないものの、20歳以下ではサッカーが野球と肩を並べている。

ただし、サッカー教室が事業として成立しはじめている要因は、単なる人気によるものではなく、サッカーに関わる団体や業界が「ビジネスとして成り立つ仕組み」を巧みに形成していることに起因している。そのカラクリに迫ってみたい。
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この記事の核となる項目
 ●学習塾が参入するサッカースクール事業
 ●子供向けサッカー教室の収益構造
 ●全国サッカーチームの会員組織を築いた日本サッカー協会の錬金術
 ●堅固なピラミッド構造を構築した日本サッカー協会
 ●日本サッカーの根幹を成している協会ビジネス
 ●新たな遊休地活用策として加熱しはじめるフットサルコートの経営
 ●加熱するフットサルコートの運営ビジネス
 ●運営委託方式によるフットサルコートの経営
 ●高齢化社会が追い風になる「スポーツ」をテーマとした起業
 ●スポーツ選手に専門化した就職支援サービスの動向と可能性
 ●不況下でも着実に成長する学習塾業界と変化する指導スタイ


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