|
ネットユーザーの居住地域を 判定する技術が生み出す新市場
|
総務庁の発表によれば国内のインターネット利用者数は2000年12月末時点で4700万人を越える。その中のパソコンからの利用者数は3723万人と、国民の約30%に普及していることになる。もちろん、これらの人達がすべて十二分にインターネットを有効活用できているわけではないが、ユーザー数の増加に伴い市場規模が拡大していることだけは間違いない。
一般層へのネット普及に伴い、様々なマーケティング、販促活動へインターネットを活用しようと考える企業も増えている。純粋なネットビジネスに限らず、ネットからリアルな商圏へと顧客を誘導しようとする事業プラン、つまり「クリック&モルタル型」のビジネスモデルも急増中だ。しかし“地域”というキーワードを絡めたネット戦略になると、成功する確率がぐっと落ち込むのも事実。
これは、ネット市場全体のユーザー規模は拡大しているものの、「特定の地方ユーザー」のみを対象にすることによりターゲットとなる見込み客層がかなり絞り込まれてしまうことに起因している。新規独立の事業プランとして地元商圏を狙った地域ポータルサイトを立ち上げてはみたものの、思ったようにアクセスが集まらずに開店休業状態にあるサイトは数え切れない。
各地方単位のインターネット戦略を企画する場合には、潜在的な市場規模として地域別のネットユーザー数を的確に把握しておくことが大切だが、参考となる統計資料というのは意外と少ない。その中で、サイバーエリアリサーチ社(静岡県三島市)が定期的に公開している「地域別IPアドレス環境集計」というデータに着目してみたい。
●地域別ユーザー数を算出するノウハウ
●国内ネットユーザーの地域別(県別)分布比率の実態
●地域別見込み客ユーザーの算出方法について
●地域ユーザー絞り込みによるビジネスチャンス
・地域別インターネット広告
・クリック&モルタル戦略への活用
●地域内潜在購買力から導く売上目標値と求められる情報
●地方企業のインターネット戦略における視点と問題点
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/2001/200105/20010531_1.html
※アクセスには正式登録後のID、PASSWORDが必要です。
|
これは正式会員向けJNEWS LETTER 2001年5月31日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
|
|
|