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オンライン化する卸売業者が 目指すべき方向性と新市場開拓
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ネットビジネスで有望視されるテーマは一般消費者向けのB-to-C型サイトから、企業向けのB-to-B型サイトへと移行しているが、その企業向けwebサイトが提供するサービスとして最も人気テーマとなっているのが「マーケットプレイス」である。
リアルな市場で考えれば、この「マーケットプレイス」という取引形態は「卸売業者」に相当する。数年前までは、インターネットの出現により(メーカー対小売業者)または(メーカー対消費者)の直接取引が普及して卸売業は衰退していくと専門家達が予測していたが、現実には、適切なサービスを提供する卸売業者の存在価値は再評価されている。ただし、「適切なサービス」であるかどうかが生き残りの鍵となる。
逆の発想をすれば、今までに卸売業者が蓄積してきたノウハウや独自の流通機能を応用することによって、新しいマーケットプレイス型のビジネスを生み出せる可能性は高い。円滑に働く卸売機能とは、業界や地域に根付いた商慣習との相性も十分に考慮される必要があるために、米国型のマーケットプレイスサイトをそのまま日本語化するだけではあまり役立たないのだ。
“売り手”と“買い手”とを仲介してマージンを稼ぐことがマーケットプレイスの核となるコンセプトではあるが、利用者側の企業から求められている卸売機能の役割は下記のように細分化されている。扱う商材の違いだけでなく、卸売業務の視点や切り口を変えることによっても、他にはない独自の強みを持つ卸売業務を展開することはできるはずだ。
●総合卸と専門卸の違いについて
●卸売機能のバラ売りビジネス
・商品調達、物流、決済、取引リスクの負担、情報提供、販売支援
●地域に特化した卸売業務
●既存の卸売業界から盗むべきB2Bサイトの新機能と着目点
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これは正式会員向けJNEWS LETTER 2001年3月3日号に掲載された記事のサンプルです。 JNEWSでは、電子メールを媒体としたニューズレター(JNEWS LETTER)での有料(個人:月額500円、法人:月額1名300円)による情報提供をメインの活動としています。JNEWSが発信する情報を深く知りたい人のために2週間の無料お試し登録を用意していますので下のフォームからお申し込みください。
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