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ネット対応携帯電話が先導する実店舗マーケティングの改革
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(社)電気通信事業者協会が発表している「携帯電話/PHS/無線呼出しの累計加入者数」によれば、平成11年9月末時点の国内携帯電話総加入者数は46,287,900人となっていて、1年前の平成10年9月時点の加入者数(3654万人)と比較すれば約1000万人の増加ということになる。日本の総人口が約1億2000万人であることを考慮すれば携帯電話市場の急激な成長ぶりがわかる。
電子メールを中心とした携帯電話とインターネットとの融合は既に始まっていることから(携帯電話ユーザー=インターネットユーザー)となるのは時間の問題だ。これによって客層が限られていた既存パソコンユーザーに向けてのネット戦略から、パソコンには無関心の携帯電話ユーザーに向けてのネット戦略が非常に重要視されるようになることは間違いない。
具体的には実店舗マーケティングへのネット戦略に活路が見出せるようになる。現在の国内インターネット市場は公には1000万人以上と言われているが、実際に電子メールを不自由なく利用できるのは数百万人程度に過ぎないために、来店してもらえる商圏が限定される実店舗に顧客を呼び込むためのインターネット戦略を組みにくいのが現状だった。しかし携帯電話ユーザーをターゲットとすることで新しい販促、マーケティング市場が生まれることになる。
実店舗マーケティングに適したiモードコンテンツ
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国内で200万台が普及しているiモード向けのコンテンツは既にネット上に多数存在しているが、有意義な活用方法は未だ発展途上段階にある。傾向としては従来からあるWebサイトの補足版としてiモード対応ページを設置しているケースが目立つが、この場合には「既存ネットユーザーがiモード端末からもアクセスできる」という意味合いが強い。しかし実店舗へ顧客を誘導するための策としては携帯電話からのアクセスのみを重視したコンテンツを提供していく必要がありそうだ。
地域限定型の実店舗マーケティングとしてiモードコンテンツを有効利用している先進事例としてはインターネット浜松有限会社が運営する浜松市エリアの店舗情報サイト「I-hama Town」の取り組みがおもしろい。
■I-hama Town
http://I-hama.net/
●I-hama Townの活用法と戦略解説
・出店と情報更新の仕組み
・I-hama Townによる実店舗マーケティングの流れ
●携帯電話コンテンツからWebサイトへの見込み客誘導事例
・フィッシング愛好者に対する釣果情報提供からボート購入見込み客への誘導
●携帯端末向けのWebサイト制作市場に注目
●携帯電話とインターネットの融合がもたらす新市場に注目
<この記事の完全情報 URL>
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199911/19991110_3.html
https://www.jnews.com/mem/back/detail/1999/199911/19991110_2.html
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<これはJNEWS LETTER 1999年11月10日号に掲載された記事です>
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