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  月々の定額会費を払うことで、映画館で上映される作品が見放題になるサービスが考案されている。 提供しているのは、映画館への送客を支援する新興企業で、会員が毎月平均で何本の映画を見るのかをビッグデータ分析しながら、月額会費が設定されている。
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月額料金制で映画館への送客を支援する
ビジネスモデル
JNEWS会員配信日 2015/1/10

 eコマースの分野では、月々の定額料金を払うことで、お得な商品が毎月送られてくるサブスクリプション型の通販サービスが流行っているが、その仕組みを映画館に応用したビジネスを展開しているのが、2011年創業の「MoviePass(ムービーパス)」というサービスである。

米国では、映画をダウンロードして鑑賞するスタイルが普及したことで、最も映画館に足を運ぶ年代と言われる、12〜24歳について調べたところでも、5年前と比べて、年間に映画館で見る作品が 9.6本から 7.1本に減少している。

そこで MoviePassは、全米にある3700ヶ所の映画館と提携して、月額30ドルの定額会費を払ったメンバーに対して、上映されるすべての映画作品が見放題となるサービスを提供している。

会員ユーザーは、スマホアプリを利用して、自分がいる付近の映画館で上映されている作品をチェックして来場、館内にあるチケット購入端末でクレジットカードの代わりに、MoviePass の会員カードを挿入することで、チケットが無料発行される。

このビジネスモデルは、MoviePassが独自に集めた会員ユーザーに対して、毎月30ドルの定額会費を徴収し、各会員が実際に作品を見に行った映画館に対して、チケット代に相当する金額を支払う仕組みになっている。(この内容はJNEWS会員レポートの一部です)



JNEWS会員レポートの主な項目
 ●サブスクリプション型の映画館送客サービス
 ●映画館の空席を収益化するビックデータ分析
 ●音楽イベントの空席を解消するビジネス
 ●売れ残りチケットの入札システム
 ●ビッグデータ・マーケティングの仕組みと実態
 ●データ分析によるパーソナライズ・プライシング
 ●ポイント制度によるロイヤリティ・マーケティングの顧客特性

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JNEWS LETTER 2015.1.10
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