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紹介販売ビジネスに活用される
ソーシャルネットワーク人脈
written in 2012/1/8

 最近はソーシャルネットワーク(SNS)を活用した交流が活発になっているが、そこからの枝葉として広がっていくのが、SNSで親しくなった友人や仲間とリアルに交流する機会が増えていくことである。日本では“飲み会”が主流だが、海外では各戸の住宅スペースに余裕があるため、自宅に友人などを招いたホーム・パーティーを開く習慣があり、SNSの友達リストから案内を送るケースも珍しくなくなってきた。

そうした事情から、ホームパーティをダイレクトセリングの販路として活用するビジネスモデルが登場してきている。ひと昔前のダイレクトセリングというと、マルチ商法的な販売ネットワークを築くモデルが大半で、これは「友達を強引に勧誘する」ためにトラブルも多かった。しかし現在は、もっと健全なダイレクトセリングが主流になっている。

たとえば、キッチン用品メーカーが新製品を発売する際に、ブロガーやSNSで友達の多いユーザーにホームパーティを主催してもらい、そこにメーカー担当者が出向いて、商品の紹介をさせてもらう。メーカーは、そこで商品が売れた実績や、パーティ参加者の数に応じて、主催者(パーティホスト)に謝礼を支払う。そして、商品が気に入った参加者に、次は自分がパーティの主催者となって友達を集めてもらうような方法だ。(※映像は、「Pampered Chef」という業者例)

《ホームパーティによる新製品プロモーション例》

 



ただし、ストレートに商品の紹介をしたところで、参加者のウケは良くないし、パーティは盛り上がらない。そこで様々な趣向を凝らしたパーティのプランが考案されている。

化粧品の販促を目的としたものでは、「パフューム・パーティー」というものがある。これは「香り当てゲーム」のようなもので、化粧品メーカーが、各製品の香りの特徴を示したリストを用意して、参加者はそこから選んで、実際の香りを試すことができる。販売員は、それを製品の紹介に結びつけながら、化粧品や香水の効果的なつけ方などもアドバイスする。

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この記事の核となる項目
 ●リアルな友達との交流を販路とする売り方
 ●ホームパーティによる新製品プロモーション例
 ●参加者を楽しませて売るパーティープラン
 ●化粧品の販促を目的とした香水パーティの報酬制度
 ●無人で職域販売をするディスプレー・ボックス
 ●ネットとの連携で成長するモービル・フードトラック市場
 ●移動販売を進化させたトラベリングショップ
 ●巡回型トラベリングショップの集客ルート
 ●サブスクリプション型eコマースへの着目
 ●サブスクリプション型通販の仕組みについて解説
 ●試供品提供による顧客との対話とSNS対策
 ●ユーザー参加で需要を先読みするソーシャルプロダクト開発
 ●年商2兆円、800万人が参加する組織販売の実態と仕組み
 ●現代版ご用聞きサービスからユビキタスコマースへの跳躍
 ●デジタル時代の置き薬商法、超流通ビジネスの仕組みと収益構造
 ●ロハスに向けて流行る量り売り商法にみる小売店の新たな役割


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